しろねこらぼ(旧)

しろねこの気まぐれ技術日記

開区間と閉区間

区間と閉区間の厳密な定義は置いておいて、これらを考えてみる。
区間の例
\begin{align}
(0,1) = \left\{ x| 0 < x < 1 \right\}
\end{align}
区間の例
\begin{align}
[0,1] = \left\{ x| 0 \le1 x \leq 1 \right\}
\end{align}
をそれぞれ定義する。
区間と閉区間の大きな違いは境界である10をその範囲に含むかどうか。
区間において10は存在しないだけでなく極限のような存在としてふるまう。

ここの区間の端を並べてみれば何かわかるはずである。
区間であれば
\begin{align}
0.9,0.99,0.999,\cdots ,0.999999\cdots,1
\end{align}
区間であれば
\begin{align}
0.9,0.99,0.999,\cdots ,0.999999\cdots
\end{align}
となっている。
1は実無限となっている。一方で開区間は可能無限である。

区間はとてもわかりやすい。開区間はいつまでたっても[tex;1]になることはない。
区間1になりうる。これは無限の性質として異なるものを持っているのだろうか。

この違いが最大値を持つか否かにもつながっているはずだ。

可能無限と実無限について調べているとき、神の領域の絶対無限なるものも見つけた。
見るからに危険なので深入りするのはやめておこうと思う。