しろねこらぼ(旧)

しろねこの気まぐれ技術日記

適応制御のための数学1

適応制御の安定解析を行うため関数空間(ルベーグ空間)\mathcal{L}^pについてまとめる。
n次元ユークリッド空間\mathbb{R}^nルベーグ速度空間(\mathbb{R}^n,\mathcal{M},\mu)であり、集合E\mathbb{R}^nの可測集合であるとする。
E上定義された可測関数f(x)について
\begin{align}
\int_{E} \left | f(x) \right|^p dx < \infty
\end{align}
が満たされるとき、f(x)p乗可積分であるという。この時p乗可積分な関数全体の作る実ベクトル空間を\mathcal{L}^p=\mathcal{L}^p(E)と表す。

深入りすると関数解析の話になりそうなので、今回は数学的なことは後回しにして進もうと思う。